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Today's lesson 「あるがまま」


今日のテーマは「あるがまま」でした。

ヨーガの根本教典「バガヴァッド・ギータ」にこんな一節があります。

自己のダルマを遂行する

ダルマという言葉、聞きなれないかもしれません。日本語では「義務」と訳されます。文字通り”やらなきゃいけないこと”という意味ですが、ニュアンス的には私たち一人一人に与えられた”役割”とか、”果たすべき務め”といった方がよりその意に近いかもしれません。

ヨガでは私たち一人一人が異なる体、性(男女)、生まれた国、容姿、様相などという着ぐるみを着て、与えられた役割、務めを演じていると考えます。それはいわば一つの映画を完成させるのに似ているかもしれません。役者たちに配役が与えられ映画を完成させていく。私はあの役が良かった、この役が良かった、なぜ私が主役じゃないの!というエゴは脇に置いておいて、役者たちにとっては与えられの役柄を演じきるのが務め。それが全体と調和した質のいい映画を作り上げることにつながり、ひいては役者自身が一番輝く方法なのだよ。そうなメッセージをギータは投げかけてくれるようです。

ところで、私はこのダルマの話を聞くといつも「フレデリック ちょっとかわったのねずみのはなし」を思い出します。(ストリーはぜひ本を読んでみてください!!)

私たちはそれぞれが違っていい。それぞれ与えられた役割があるのだから、みんなと同じことをしていなくていい。あるがままでいること、自分がやれること、やるべきことを行っていくことが、自分の強さであり自由であり、周りの人たちを幸せにするのだよ。そして自分自身を輝かせることにもつながるのだよ。まさにフレデリックにダルマを教えてもらっているよう。

私たちも日々の生活の中で、自分のいるコミュニテイ、職場、もしくは家庭の中で自分に与えられた役割があるかと思います。また人生の中で果たすべき努めがあるかもしれません。自己のダルマを遂行すること。一人はみんなのため、みんなは一人のため。あるがまま、みんなつながっています。

自分に自信を持ってあるがままに。またこれからも歩みを続けていきましょう☺︎

写真は我が家の子供部屋のフレデリック。

参考文献:

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